2003年のスタート以来、素材や加工、服の構造そのものを探求してきたkiminori morishita。2026AWでは、ブランドの歩みを約80着のアーカイブで振り返る「80 pieces of history」を発表。過去から現在へと続くものづくりを、素材や加工の表現を通して改めて提示しました。
今回GoodWoodに入荷した中から、ブランドのものづくりを象徴する3品番をご紹介します。
Chain denim blouson
K26AW-AY01 / ¥165,000(税込)
およそ20年前、尾州・一宮の生地屋との共同開発によって誕生した、希少なセルビッジチェーンデニムを使用。
両端のセルビッジに加え、生地の一定のリピートごとにチェーンを横糸として職人が1本ずつ手作業で通しながら織り上げています。
さらに、防縮や歪みを抑えるサンフォライズ加工をあえて施さないことで、ヴィンテージデニムに見られる自然なねじれや斜行が生まれるのも特徴。岡山の加工場で二次・三次加工を重ね、リアルな経年変化を思わせる表情に仕上げています。

今シーズンはそこへ、アーティスト・村上周(AMANE MURAKAMI)によるハンドプリントをプラス。ランダムに配置したシルクスクリーンの版と、インクの濃淡やスキージングの変化によって、デニムに独特の表情を与えています。
Levi's 1stをソースに、短めの着丈とゆるやかな肩傾斜、太めのアームホールで構築したシルエットもポイントです。
Chain denim pants
K26AW-AY02 / ¥154,000(税込)
同じく希少なセルビッジチェーンデニムを使用したパンツ。
チェーンを横糸として1本ずつ手作業で織り込んだ生地に、サンフォライズ加工を施さず、自然なねじれや斜行を生かした仕上がりに。岡山の加工場で複数の手作業による加工を施すことで、ヴィンテージデニムのような経年変化を表現しています。

さらに村上周(AMANE MURAKAMI)によるハンドプリントを大胆に加え、クラシックなデニムに現代的なアートの要素を融合。
シルエットは太すぎず細すぎないストレートライン。Chain denim blousonと合わせることで、素材とプリントの表情を揃えたセットアップとしても楽しめます。
SUMI dyed hoodie coat with liner
K26AW-OT02 / ¥517,000(税込)
フランス軍の名作「M-47ジャケット」をベースに、独自の構造へと再構築したフーディーコート。
最大の特徴は、ウール・ナイロンの生地と麻100%の生地をニードルパンチによって一枚に組み合わせたオリジナルファブリック。異なる素材の縮率差によって表面に豊かな凹凸が生まれ、独特の立体感を作り出しています。
さらに、日本の墨染め職人によって低温で時間をかけた製品染めを施し、ブラックの中にグレーの濃淡が現れる独特の色合いに。時間の経過を感じさせるような、kiminori morishitaらしい表情に仕上げています。

脱着式のキュプラライナーには中綿を備え、ヴィンテージウェアに見られる古い脱着手法を取り入れています。
そして、このコートならではの大きな特徴が4通りの着こなし。
一重のコートとして、ライナー単体で、ライナーを装着した状態で、さらに本体とライナーをファスナーで連結したアシンメトリーなスタイルと、季節やスタイリングに合わせて異なる表情を楽しむことができます。
素材、染め、加工、そして構造まで、一着の中にブランドのクラフトマンシップを凝縮した特別なアイテムです。
kiminori morishitaが長い時間をかけて積み重ねてきた素材への探求と、職人の手仕事、そして現代的な表現。
2026AWでは、それぞれ異なるアプローチから、そのものづくりを感じられるアイテムが揃っています。
ぜひGoodWood店頭、オンラインストアにてご覧ください。


