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波をテーマに描く、kolor 26AW Collection

2026.06.18

kolor 2026 Autumn & Winter Collection。

クリエイティブディレクター・堀内太郎による新体制がスタートしてから2シーズン目となる今季は、「The Waves」をテーマにしたコレクションが発表されました。

荒れ狂う冬の海。

孤島でただひとり灯台の光を守り続ける灯台守。

果てしなく続く波の音と、繰り返される時間。

今シーズンのkolorは、そんな情景を背景に構築されています。

今回掲げられたキーワードは、

"Lighthouse Keeper"
"Voyage"
"Fear"
"Night"
"Mythic Sea"
"Survival"

航海、恐怖、夜、神話の海、そして生存。

どこか不穏でありながらも力強い言葉たちが並び、コレクション全体を通して一つの物語のような世界観が描かれています。

海風や潮に晒され、長い年月を経たような素材使いも今シーズンを象徴する要素のひとつ。

深いシワが刻まれたシャツや、擦り切れたようなキャンバス地、ほつれ落ちるようなニットなど、一見すると未完成にも見えるディテールが随所に落とし込まれています。

しかしそれらは単なるヴィンテージ表現ではなく、現代的な技術やパターンによって再構築されることで、過去と未来が混ざり合ったような独特の存在感へと昇華されています。

また今シーズンのkolorでは、複数のアイテムを重ね着しているように見せながら、一着として成立させるブランドらしいレイヤード表現も健在。

海での長い旅路の中で補修を繰り返した衣服のようにも見え、その不完全さがむしろリアリティとして機能しています。

着想源のひとつとなったのは、ロバート・エガース監督による映画『ライトハウス』。

嵐によって孤島へ閉じ込められた灯台守たちの狂気や孤独、そして時間感覚の歪みが描かれた作品であり、今季のkolorにもその空気感が色濃く反映されています。

不確実な時代の中で、人は何を信じ、どう進んでいくのか。

繰り返し押し寄せる波のように、恐怖や不安と向き合いながら前へ進む人間の姿を表現した今シーズンのkolor。

ブランドがこれまで培ってきた独創的なデザインと、堀内太郎による新たな視点が交差した26AWコレクションを、ぜひご覧ください。

GOODWOODでは、26AWコレクションのデリバリーが順次スタートいたします。

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