晩の空気がすっかり秋めいてきて、冷え込みが気になる季節になってきました。
そんな今だからこそ、このアイテムに改めて注目されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以前もご紹介させていただいたこちらのアイテムですが、まだ夏の名残があった頃にはピンと来なかった方も多かったかもしれません。
ですが、今この時期に見直していただければその良さをきっと実感していただけるはずです。
今回改めてご紹介するのは、今季より取り扱いをスタートした〈doublet〉から届いたファーブルゾン。
保温性とデザイン性を兼ね備えた一着として、今の時期にぴったりのアイテムです。



HEMP FAUX FUR ZIP-UP JACKET ¥99,000(税込)
このフェイクファージャケット、実は“大麻”から作られています。
大麻って聞くとちょっとギョッとするかもしれませんが、もともとは日本でも昔から衣類や生活用品に使われてきた繊維素材。強くてしなやか、通気性もあってかなり実用的なんです。
神道では“穢れを祓う神聖な繊維”としても使われていたほど、実は歴史ある植物。
胸ポケットのデザインは、大麻と聞いたときに多くの人が思い浮かべる“あのイメージ”をあえて逆手に取ったユニークなもの。
「隠すどころか、堂々と見せる」ことで、「これは密輸品じゃなくて、服の素材なんだよ」っていうメッセージが込められています。



HAND-PAINTED HEMP FAUX FUR JACKET ¥129,800(税込)
先ほどご紹介したフェイクファーと同じく“大麻”から作られています。
こちらは背面にヘンプの葉が大胆にハンドペイントされたインパクトあるデザイン。
「大麻」と聞くとネガティブなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実は日本では昔から衣類や紙、縄などに使われてきた生活に根付いた素材。
神事にも使われるほど、神聖な繊維としての歴史もあります。
そんな植物をあえてデザインに落とし込むことで、見る側に問いかけるような一着に仕上がっています。
"これは悪いものなのか?" "本当はどういう存在だったのか?"
そんなメッセージを静かに放ちながらも、ファッションとしてしっかり成立する一枚です。



SINISTER MOUTH FAUX FUR JACKET ¥121,000(税込)
前から見ると、とてもエレガントなファージャケット。ですが、背中を見た瞬間、その印象は一変します。
そこには不気味に口を開いたモンスターが描かれており、見る人をドキッとさせるような、遊び心と毒っ気のあるデザインに。
その“邪悪な笑み”は恐怖を与えるためではなく、むしろ着る人・見る人との間に会話が生まれるような、doubletらしいユーモアのあるアプローチ。
毛並みはあえて乱してあり、従来のエレガンスとは真逆の印象ですが、ハイカラーの上品な仕立てが、その中にも静かな美しさを感じさせます。
エレガンスとは何か?。その概念自体を、ユーモアと違和感で再構築しようとする一着。
異端に見えるか、革新に見えるかはあなた次第です。
doubletのファーブルゾン、どれもただの暖かいアウターなだけではありません。
着る人の心をくすぐるようなストーリーとメッセージが詰まった一着。
この冬の主役アウターとして、おすすめです。
気になった方は、オンラインや店頭でぜひチェックしてみてください。
皆様のご来店お待ちしております!


