GoodWoodの取り扱いブランドに新たなブランドが加わります。
「BODE - ボーディ」
ニューヨークを拠点に活動するデザイナー、エミリー・アダムス・ボーディが2016年に設立したブランド。
個人の伝承や歴史的手法を探求し、過去のセンチメンタリティを表現。
アンティークキルトやヴィンテージ生地を用いた、ポエティックかつノスタルジックなデザインを特徴とする。
キルティングやアップリケなど、女性を中心に伝承されてきたユニークなテキスタイルを用いて、モダンなワークウェアのシルエットに仕立てたウェアを展開。
それぞれのピースにはストーリーがあり、テーラーメイドで作られている。
BODEは、多種多様な古風かつユニークなテキスタイルを、クラシカルで一際目をひくワークウェアのシルエットに仕立て上げています。
哲学とメンズウェアデザイン学の二つの学位を持つ Emilyは、2016 年のブランド設立後、一年も経たずに、メンズのニューヨークファッションウィークでコレクションを発表した初の女性メンズウェアデザイナーとなりました。
Emilyは在学中から、世界中の歴史ある珍しい生地を探したり、加工したりする技術を磨き、最終的には仕立て直しを手がけるまでになりました。
そんな彼女が生み出すコレクションは、100年以上前に作られたテーブルクロス、麻袋、ヴィクトリアンスタイルのベッドシーツ、アンティークキルトなど、様々な生地を元に、一つ一つ愛情を込めて作られています。
こうした歴史を感じさせる模様や生地への愛情は、Emilyがマサチューセッツとアトランタで過ごした少女時代のバカンスが原点となって育まれたものです。
デザイナーエミリー・アダムス・ボーディは、パーソンズ美術大学でメンズウェアについて学ぶ。
2016年に自身のブランドであるボーディを立ち上げる。
2017年、ニューヨーク・ファッション・ウィークにメンズウエアの女性デザイナーとしては初めて参加。
2019年、アメリカで最も活躍するファッションデザイナーを表彰するCFDA アワード(Council of Fashion Designers of America)で、デザイナーの登竜門といわれる新人賞 エマージング・デザイナー賞に選出された。
2020年インターナショナル・ウールマーク・プライズでラガーフェルド・アワードを受賞するなど注目を集めている。
メンズウェア市場では未だ珍しい女性デザイナーによる服は、「エモーショナル」という言葉で表現されることも多い。そのこと自体が、他のメンズブランドとボーディを差別化させている。ボーディでは、女性が主に担ってきた伝統やクラフトを、メンズウェアの文脈に持ってきている。
ボーディで使っている素材は、女性の家着として昔よく使われていた生地や、女性によって作られた生地など、"女性中心"のものがほとんど。
だから、ボーディが使っているファブリックには、家庭という空間、コンフォート、家、家族…というアイデアが内在していると考えられている。
クラフトへの情熱と、扱っている生地がどこかのタイミングで人の手によって作られている、ということを念頭に置きながら作られた洋服は、ハンドクラフトやちょっと風変わりのものといったものに注目し洋服から「感情」を感じさせられる。
シーズンのおおよそ40%はアンティークやヴィンテージの素材で締められている。
ヴィンテージ素材を使っていないものに関しても、昔は手縫いだったものを今はミシンで縫っているとしても、服の背景にある考えやコンセプトは今も健在している。だからボーディは、素材からハンドタグ、コピー、イメージメーキングまで、その感情が残るように意識して作られています。
「BODE(ボーディ)」は今週末 9月26日(金)より発売開始です。
ぜひ皆様のご来店お待ちしております。