前回のコレクションでは、ベーシックな5ポケットデニムを展開していたCEIVE。
25AWシーズンでは、そこからさらに進化した新しいデニムパンツ2型が登場しました。
今回もそれぞれインディゴとブラックの2色展開で入荷しています。
■ DENIM WIDE TROUSERS
太めのテーパードシルエットが特徴のデニムトラウザー。
スラックスの上品さを感じさせながらも、デニムらしい無骨さをしっかり残した一本です。
スラックスの仕様をそのまま落とし込むのではなく、あくまでベースは5ポケットパンツ。
クリースラインやポケットの配置など、ワークパンツの要素を活かしながらスラックスのエッセンスを加えています。
そのため、カジュアルなスタイリングにも、ジャケットスタイルなどのきれいめなコーディネートにも馴染みやすいデザインです。
生地には、50年代のヴィンテージデニムをもとに再現したムラ感のある素材を使用。
当時の縫製技術では糸をまっすぐに引けず、それが自然なムラとして現れていました。
その独特の表情を、CEIVEでは現代の技術で丁寧に再現しています。
13ozの程よい厚みがあり、打ち込みをやや多くすることで、履き込んでも適度なコシを保つよう設計。
「履く人に馴染みながらも、型崩れしにくい」——そんな絶妙なバランスを目指した素材使いです。
カラーは、深みのある濃色インディゴと、経年で自然にフェードしていくブラックの2色展開。
どちらも、穿き込むほどに表情が増し、自分だけの一本に育っていきます。
■ DENIM TWO TUCK TROUSERS
名前の通り、フロントに2本のタックを入れたデニムトラウザー。
ゆったりとした腰回りと、すっきりとしたテーパードシルエットのバランスが魅力です。
スラックスのような立体的なフォルムをデニム素材で表現することで、カジュアルすぎず、上品さを感じる一本に仕上がっています。
こちらもWIDE TROUSERS同様、50年代のヴィンテージデニムを再現した生地を使用。
13ozの生地はしっかりとしたハリを持ちつつ、履き込むごとに柔らかく身体に馴染んでいきます。
カラーはインディゴとブラックの2色。
インディゴは混ぜ物を使わない濃色インディゴ染めで、自然な色落ちが楽しめます。
ブラックはタテ糸・ヨコ糸ともに硫化染料のブラックを使用しており、全体が美しくフェードしていく経年変化が魅力です。
デニムの持つ良さとスラックスの上品さを両立させた、CEIVEらしい新作2型。
シンプルな見た目ながら、シルエットや素材の奥行きをしっかりと感じられる仕上がりです。
ぜひ店頭やオンラインストアでチェックしてみてください。
皆様のご来店お待ちしております！